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転職先や次の仕事が決まっていないのに退職は無謀?退職前に確認しておきたいこと

もう会社を辞めたい。そう思いながら仕事をしている人は決して少なくないと思います。

そこで、次にやる仕事・転職先を決めてから退職、となれば綺麗というかスムーズですが、必ずしもそう上手くいかない場合もあると思います。いまの仕事が忙しくて転職活動の時間がとれないとか。

そんなとき、次の転職先を決めないまま退職してしまうのは無謀なのでしょうか。

 

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「もうとにかく今の会社を辞めてしまいたい…」

最近は、ブラック企業やブラックな労働がニュースで流れたりしたことで、働き方がだいぶ改善された人もいると思います。

それでも、いまだにブラックに近いグレーな環境で働いている人や、人間関係に問題があって会社に行くのが憂鬱という人は少なくありません。
私の身の回りでも、「もう会社辞めてしまいたい」と言っている人もいます。

 

私も、以前の会社で働いていた頃はそう思っていました。
私の場合は、仕事にやりがいが無かったわけでもないし、残業代も支給されていたし、いわゆるブラック企業というのとは少し違ったと思います。

でも、毎日朝から終電間際まで仕事(ときどき徹夜)。とにかく自分の時間が無いのがつらかった。

そして結果的に、次の転職先を決めないまま退職しました

個人的にその経験をしていることもあり、そこまで嫌な環境で働いている人は、いろんな事情はあるにせよ、すぐ辞めればいいと思っています。
次のアテや転職先の会社を決めずに辞めてしまうことも、別に無謀ではないと思います。

 

ただ、辞める前に確認しておいてほしいことはいくつかあります。
このサイトのテーマが失業保険なので、主に失業保険関連について。

私の場合、失業保険手当のおかげでじっくり再就職活動ができたということもあります。
特に退職前から確認しておくと、いろいろ有利になることも多いですよ。

 

失業保険で有利になる!退職前にチェックしておきたいこと

当面の生活資金があるか

まずは失業保険とは直接関係はないのですが、生活資金について。例えば今月末辞めたとして生きていけるお金があるか、というシンプルな話ですね。

さすがに「数千円しかありません…」という状態だと、辞めたあと苦労しそうです。
まあそれでも嫌な環境に居続けるよりはマシだと思いますが。

次が決まっていないのであれば、できれば最低限少なくとも数万円程度、できれば数か月生きていけるぐらいの貯金は作ってから退職したいところです。

短期間でまとまった収入を得るなら、退職後に失業保険の申し込みをする前に、治験のアルバイトに参加するのがおすすめです。

関連記事)
失業保険受給前のバイトには短期の治験がおすすめ

失業保険手当はいつからもらえるか

次に確認するのが、自分が失業保険手当をもらうことができるか
また、もらえるとして、いつからいつまで、どのくらいの金額をもらえるのか。ということ。

それによって、上で言っていた必要な貯金(生活資金)の金額も変わってきます。

これは、下の記事を参考に確認してみてください↓

関連記事)
失業保険手当の受給資格があるかどうかチェック

失業保険手当はいつからいつまでもらえる?

1日いくら?失業保険の支給金額の計算方法

「自己都合退職」なのか「会社都合退職」なのか

また、失業保険受給においては、失業理由が「自己都合退職」か「会社都合退職」のどちらになるかというのは大きな分かれ道。

上で挙げている、いつから支給が開始されていつまでもらえるか、ということにも大きく関わってきます。

自分から退職を願い出たとしても、条件によっては「会社都合退職」にすることも可能なので、ここはしっかり確認しておきましょう。

 

私の場合は、自分から退職を願いでたものの、残業時間が多かったことで「会社都合退職」になりました。

同じく残業時間が多い人は、その証明として給与明細やタイムカードをしっかりとっておきましょう(最低3か月分)。

会社都合退職になる基準や変更する方法について、詳しくは下の記事にまとめています↓

関連記事)失業理由を自己都合から会社都合退職に変更する方法

自己都合退職の場合は職業訓練をチェック

確認してみたところ自分は「自己都合退職」になりそうだ、という人の場合も、3か月間待たずにすぐに失業保険を受給することも可能です。

それは職業訓練を受ける方法。職業訓練のコース受講が始まった段階で、失業手当の支給が開始され、さらに新しいスキルも無料で学べるのでこれはかなり大きいです。

ただ、常に募集されているわけではないため、退職する前に募集時期を確認しておくのがおすすめです。

詳しくは下にまとめています↓
関連記事)自己都合退職でもすぐに失業手当が支給!職業訓練を利用しよう

 

お金が無くても何とでもなる!

と、ここまで確認しておきたいことを挙げてきましたが、もし、当面のお金が無くて、さらに失業保険ももらえなさそうという場合

それでも、一刻も早く会社を辞めたい。辛すぎておかしくなりそう。もう逃げ出したい。
ぐらいの状態までいっているなら、できるだけすぐに辞めてしまっていいと思います。

そんなにしてまでそこにいる意味、働く意味なんて無いはずです。
仕事より、働くことより、本来大事なのは心身ともに健康でいることだと思います。

辞めたらどうなるか不安って思うかもしれないけど、開き直ってしまえばどうにでもなるんじゃないでしょうか。

身体を壊しそうになっているなら、ひとまず実家に帰ってゆっくりしてもいいし、実家に帰れない状況なら、バイトをしてもいい。すぐにお金が必要なら日雇いのバイトもあります。

カフェとか本屋とか、自分の好きな場所でバイトするなら、いまの会社の仕事よりずっと楽しそうじゃないですか?

嫌な環境なのに変えられない。その邪魔をしているのは、ただの世間体である場合も多いんじゃないかと思います

 

可能なら退職前から転職活動は始めておく

とはいえ、もちろん転職活動ができる状態なら、退職前に始めておくにこしたことはないと思います。内定まで決まっていないとしても、次にやること(転職活動)が決まっているという安心感は大きいですからね。

例えば、時間をかけず簡単にできることとして、転職サイトをチェックしたり、転職エージェントに登録しておくのはおすすめです。

特に転職エージェントは在職中でも時間の融通が利きやすいし(土日の面談もあり)、いろんな相談に乗ってくれるのでおすすめ。

「自分には立派な職歴やスキルが無いから…」という人でも、最近は未経験者向けのエージェントも出てきたりしているので、まずは相談してみるのがおすすめですよ。

関連記事)転職エージェントを利用するメリットとは?


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