失業保険の疑問

これって求職活動実績になる?ならない?失業保険受給に必要な実績についてのQ&A集

失業保険手当を受給している期間は、およそ4週間に1度ハローワークに行って、失業認定を受ける必要があります。

この認定が受けられないと失業手当を受給することができないため、失業中の人にとっては死活問題といってもいいほど重要なもの。

この失業認定を受けるために必要なのが、「きちんと再就職活動をしていますよ」という証明となる、求職活動実績です

ただ、求職活動実績を作る上で、「これって求職活動実績として認められるのかな?」と迷うケースが出てくると思います。正直、基準がしっかり定められていないことも多くて、私の場合も、問い合わせするケースがわりと多くありました。

 

そこでここでは、「これは求職活動実績として認められるのか?認められないのか?」という、よく出てきそうな疑問について(というか、私自身が失業保険受給中に疑問に感じたポイントについて)紹介していきます。

※この求職活動実績認定の基準については、通うハローワークによって見解が変わる場合などもあるらしく…、ここで紹介している内容が絶対に正しいとは言えないのですが、私が東京都内にあるハローワークで実際に問い合わせしてみた内容ではあります。
念のため、自身の通うハローワークに事前に確認してみるのがいちばん安全です。

 

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求職活動実績になる?ならない?Q&A集

以下、大きく「求人応募関連」、「転職エージェント・民間セミナー関連」、「ハローワーク関連」、「資格関連」のジャンルに分けて、これは実績になるのか?ならないのか?の疑問について回答を紹介していきます。

当てはまるものがあれば参考にしてみてください。

参考:ハローワーク公式サイト

求人応募関連の疑問

まずは求人応募に関連した疑問についてです。

再就職活動には、求人サイトなどを利用する人が多いと思いますが、その中で求職活動実績になるのか・ならないのか、いくつか疑問も出てくると思います。以下、紹介していきます。

 

求人サイトでのネット応募

Q.「求人サイトからのネット応募は求職活動実績になるの?」
A.「答えはYes。求職活動実績として認められます。」

まずはかなり簡単なところからですが、求人に応募した場合は当然、求職活動実績にカウントされます。

ネットの求人サイトでも、紙媒体の求人誌でも、転職エージェントから紹介された求人への応募でも。媒体などを問わず、応募したことによって実績となります。

関連記事)求人サイトで応募した場合の申告書の書き方

ちなみに、実際には応募していないけど、「この求人に応募しました」と嘘の申告をしてみてもばれないんじゃないかと考える人もいるようですが、それは絶対止めておきましょう。

正義感から言っているわけではなく、ハローワークでは実際に求人に応募しているのかチェックもしているため、リスクが高いです。

関連記事)求職活動実績の嘘はどうやってハロワにばれる?不正受給で罰金のリスクも

 

正社員以外の求人応募

Q.「派遣やアルバイト、業務委託の求人への応募も求職活動実績になるの?」
A.「答えはYes。求職活動実績として認められます。」

求人への応募は、正社員・契約社員など雇用形態を問わず、実績になります。

派遣やアルバイトの仕事ももちろんOKですし、例えばフリーランスとして独立しようと考える人が業務委託の求人に応募した場合も、実績として認められます。

関連記事)
>>失業からの再就職には派遣も検討してみては?現代社会に合うメリットの多い働き方
>>フリーランスや起業など独立する場合、失業保険は受給できる?

 

求人に問い合わせだけした場合

Q.「応募じゃなくて、求人への問い合わせだけでも求職活動実績になるの?」
A.「答えはNo。求職活動実績にはなりません」

これは、求人に応募するのではなく、不明点について聞いたり、詳細について問い合わせなどをした場合。

他の人の話を聞いていると、ハローワークによっては実績になるというケースもあるようですが、私が通っていた東京都内のハローワークでは不可という回答でした。
あくまで、応募した段階で実績になるとのこと。

 

ひとつの企業への求人応募で複数の実績は作れる?

Q.「求人応募から面接へ進んだら、1つの企業でも求職活動実績は2回になるの?」
A.「答えはNo。実績として数えられるのは1社あたり1回です」

例えば、書類選考を通過して実際に面接に進んだ場合。または、1次面接を通過して2次面接に進んだ場合など。

それぞれ実績にカウントされても良さそうな気はするものの、実績として認められるのは1社につき1回となります。(つまり最初の応募だけが実績となるということですね)

 

なので、もし意中の企業があって、書類選考を通過→1次面接を通過と順調に進んでいる場合も、その期間内に次の失業認定日がある場合は、別の方法で実績を作る必要があります。

これも、実績を作るのがちょっと難しくなる要因のひとつでもあると思います。

 

転職エージェント・民間セミナー関連の疑問

次に、転職エージェントなど民間の就職支援サービスを利用した実績作りについての疑問。

最近は、転職活動に転職エージェントを利用する人も増えていますが、求職活動実績を作る上でもメリットが多いので、個人的にもおすすめです。

以下、疑問と回答を紹介していきます。

 

転職エージェントへの登録

Q.「求人サイト・転職エージェントへの会員登録だけでも求職活動実績になるの?」
A.「答えはNo。登録だけでは実績になりません」

求人サイトはもう一般的ですが、特に最近は、再就職活動の際に利用する人も増えている転職エージェント。

関連記事)
>>おすすめの転職サイト・転職エージェント

これらのサービスを利用するときは、まず最初にネットで会員登録をする場合が多いと思います。

ただ、この会員登録した段階では、実績にはなりません。
転職エージェントの場合は、紹介された求人への応募、もしくは求人をもとに職業相談すれば実績となります。

※転職エージェントへの相談が実績にカウントされるかどうかは、通うハローワークによって見解が異なる可能性もあります。念のため事前に確認してみてください。

 

転職エージェントとの面談

Q.「転職エージェントと面談した段階で求職活動実績になるの?」
A.「答えはNo。面談の段階では実績になりません」

上でも少し触れていますが、転職エージェントに登録すると、まず最初にエージェントの担当者と面談をすることになります。

ただ、この面談をした段階では、まだ実績としてはカウントされません。

なので、転職エージェントの利用を実績にしようと考えている人は、次の失業認定日までの期間をしっかり考慮しておく必要があります。

関連記事)
>>転職エージェントを使うメリットとは?

 

民間セミナーへの参加

Q.「転職エージェントなどの民間セミナーへの参加は求職活動実績になるの?」
A.「答えはYes。求職活動実績として認められます」

転職エージェントのひとつのメリットとしてあげられるのが、無料で参加できるセミナーがあること。
この無料セミナーへの参加は、求職活動実績になります。

私も「【DODA】転職エージェント」を利用していて、無料セミナーに参加しましたが、求職活動実績になったのはもちろん、単純に内容的にもかなり役に立ちました。

>>【DODA】転職エージェント 公式サイト

 

また、転職エージェント以外でも、民間で行われる「面接対策セミナー」などへの参加は実績になります。ハローワークでも募集のチラシなどが置かれていることもあると思います。

30代~50代の方なら、30~54歳を対象にした転職支援サービスを利用するのがおすすめです。
求職活動実績になる就職相談やセミナーなども無料で利用できます。

▼詳しくはこちら
>>30~50代向けのおすすめ転職支援サービス!セミナー参加や職業相談で求職活動実績も作れる

 

勉強会への参加

Q.「勉強会・講習会のセミナーへの参加は求職活動実績になるの?」
A.「答えはNo。実績として認められません。」

これは、上で紹介した転職エージェントのセミナーにもちょっと近い内容ではあるのですが、就職に直結したものではなく、例えば業界の専門知識やスキルを学ぶようなセミナー・勉強会の場合。

例えば、私が働いているIT業界でいうと、新しいプログラミング言語を学ぶセミナーなどですね。

これに関して問い合わせしてみたところ、実績としては認められないという回答でした。

基準としては、再就職に直結したセミナーであることが重要なようです。
例えば「面接対策セミナー」などのように分かりやすいものだと、実績になります。

 

ハローワーク関連の疑問

以下、ハローワークのサービスやセミナーなどを利用した実績作りに関しての疑問です。

ハローワークでは、簡単に実績を作るためのサービスがいくつか用意されているのでぜひ利用するのがおすすめ。

ただいくつか疑問点も出てくると思います。以下、紹介していきます。

 

ハローワークのセミナーは何度でも参加できる?

Q.「ハローワークで開催されるセミナーは何度受けても実績になるの?」
A.「答えはYes。何度参加しても求職活動実績として認められます」

ハローワークでは、場所や時期によっても異なるかもしれませんが、「面接対策」などのセミナーが開催されていると思います。
(ハローワークに行ったときにチラシなどで募集がされていないかチェックしてみてください)

このセミナーへの参加は、求職活動実績を作る方法として簡単なのでおすすめですが、さらに何度受けても実績としてカウントされます

 

ただ、同じセミナーに何度も参加していると、担当者の印象としては「この人は再就職に積極的じゃないな」と受け取られても仕方ないと思います。

なので、実績として認められはするものの、やっぱり同じセミナーに何度も参加するというのはあまりおすすめではありません。

 

ハローワークでの求人検索

Q.「ハローワークのPCでの求人検索は求職活動実績になるの?」
A.「答えはNo。検索だけでは実績になりません」

これも一部のハローワークでは実績になるという話もあるようですが、基本的に多くのハローワークでは、求人を検索するだけでは認められないはずです。

(ハローワークの冊子にも求人閲覧だけでは実績にならない、という文面があります。)

もしこれが許されるなら、実績を作るのはかなり簡単ですよね。

 

ハローワークでの職業相談

Q.「ハローワークの相談窓口での職業相談は求職活動実績になるの?」
A.「答えはYes。求職活動実績として認められます」

ハローワークの求人検索だけでは実績にならないものの、職員さんに職業相談をした場合は、実績に数えられます

その場合に、求人検索機から求人票をプリントして、それを持って職業相談をすると話がしやすいと思います。(職業相談に求人票は必須ではありません)

ただ、職業相談が実績として認められるのは1日1回までとなっているようなので、失業認定日にそのまま職業相談をすることはできず、また別の日にハローワークに来る必要があります。

 

学校・資格関連の疑問

最後に、学校に通ったり資格受験で実績を作る場合の疑問点についてです。

次の再就職先の仕事内容に関連した資格を受験することも、求職活動実績になりますが、ここでもいくつか疑問が出てくる場合もあると思います。以下、紹介していきます。

民間のスクール・教室

Q.「民間のパソコンスクールや英会話教室などに通うのは、求職活動実績になるの?」
A.「答えはNo。スクールに通うのは実績になりません」

資格受験が実績になるのに、学校に通うのは認められないというのは少し納得がいかないかもしれませんが、ハローワークの回答としては「求職活動実績にならない」ということでした。

とはいえ、時間だけは多くある失業中なので、この期間を生かして新しいスキルを身に付けるのはとてもおすすめです。

関連記事)
失業中に学校や教室に通うのは求職活動実績にならないけど、おすすめな理由

 

資格の受験

Q.「資格の勉強・受験は合格しなくても求職活動実績になるの?」
A.「答えはYes。実績として認められます」

再就職に役立つ資格を受験することも、実績を作る方法のひとつ。
この場合、試験の合否は関係なく、受験した段階で実績となります。

また、受験のたびに何回でも実績にすることができるため、資格取得が有利になる業界を目指している人などは、資格受験による実績作りがおすすめです。
例えばIT業界でいうと、オフィス関連の資格などもわりと多くあります。

直接業務に役立つか分からない資格の場合は、認定されない場合もあるようなので、念のため受験のまえにハローワークに「この資格は実績に認められますか?」と確認しておくのがおすすめです。

 

無料で受験できるネットの資格

Q.「ネットで受験できるGoogle等の無料資格は求職活動実績になるの?」
A.「答えはNo。実績として認められません」

同じ資格受験でも、中には無料で受験可能なものもあります。

例えばIT関連でいうと、Googleが行っている、ネットで無料で受けられる資格などもいくつかあります。

ただ、これらの場合は、受験しても実績として認められないという回答でした。
有料で受験する資格、次の再就職先に関連した資格、というのが基準になるようです。

 

まとめ

以上、求職活動実績として認められるのか・認められないのかの基準についてのQ&A集でした。

疑問に感じていた内容に当てはまっているものがあれば、参考にしてみてください。

※しつこいようですが、通うハローワークや担当者によっても見解は異なってくるようなので(本来はちゃんと基準を統一してほしいところだけど)、事前に確認してみてください。


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